電気の使用量を簡単に減らす方法は?|家電製品の省エネ術

家庭で消費する電力が大きいのは、次の4つです。

  • 冷蔵庫
  • 照明器具
  • テレビ
  • エアコン

冷蔵庫の省エネ術

一年中稼働している冷蔵庫は、家庭で使われる家電の中で電気使用量が最も多いそうです。

冷蔵庫を壁にぴったりとつけずに、壁と本体の隙間を開けるだけで放熱効率が上がって電気使用量を減らすことができます。

冷蔵庫内の設定温度を「高」から「中」にすることで年間2,800円の節約になるそうです。

冷蔵は7割、冷凍はぎゅうぎゅうに詰め込んだ方がと省エネになるそうです。

家電製品は省エネ化が進んでいるので、最新機種の方が消費電力が少なくなっています。冷蔵庫では10年前の機種と比べると消費電力が3分の1というデータもあるほど。古い冷蔵庫を使い続けるよりも、最新機種に買い替えた方が本体価格を含めても安い可能性があります。

テレビの省エネ術 

省エネ化が進んでいる冷蔵庫とは逆に、大型化、高画質化、高性能化によって消費電力も増えているのがテレビです。

テレビやパソコンなどのモニタ画面は輝度(明るさ)を抑えることで電気使用量を減らせます。

テレビはリモコンで消しても主電源は落ちていないので、待機電力が発生します。リモコンはチャンネルや音量の調整などに使うのはいいですが、電源を切る際は本体の主電源を操作した方が電気使用量は節約できます。

エアコンの省エネ術

夏場は28度、冬場は20度を室温の目安に設定することが推奨されています。

35度以上の猛暑日でも7度下げれば推奨される室温になる夏場に対して、0度未満になる冬日には20度も上げなければなりません、そのため冬場の方が電気の使用量は多くかかります。

特に冬場はこまめに電源ON/OFFするよりも、一旦室温を上げたら自動運転で下がった分だけ戻す方が電気の使用量を節約できます。

冷気は下に、暖気は上に溜まる性質があるため、夏場は風向きを水平に、冬場は下向きにすると効率的です。